日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

新宿のお祭りと、アメリカンポップアートとお酒の器

日曜日。ここのところ部屋掃除にちょっと精を出しており、デスクの上もようやく人にお見せできる程度には片付きまして

昼前に家を出て、湘南新宿ラインで新宿へ。歩いてパークタワーのOZONE、相変わらず人があまりおらず、CONRANショップも高級シュールームもゆったりしていますが、ま、ひとがたくさん入っていれば景気がいいというものでもありませんしね…。そしてその足で新宿中央公園

もろもろ、いろんな方面で話題の、差別撤廃 東京大行進
http://antiracism.jp/march_for_freedom
到着したころには出発。映像を流す車を先導にして

集団の先頭に背広の一団がおり、マーチングバンドがWe Shall Overcome、でワシントン大行進を模してはおりますが、全体としてはがまあ全体緩いし。後方集団はDJが音楽やっていたり、ドラアグクイーンのみなさんが踊っていたり

最近の反最近の反原発系とおんなじ感じの雰囲気かなー。とにかくいろんな人が参加している感じで良かったと思います。見る限り、日の丸あげてる人もおらんかったな。ええんちゃう。


帯同してしばらく歩いていると、新宿駅前では、デモ行進と神輿とシュプレヒコールと太鼓と祭囃子とマーチングバンドが交錯してて、楽しいことになっていた。お祭りだよ。それにしても、かつては公安ファッションと言えば街に溶け込む『労務者風』でしたが、最近はかえって目立つからね…。白シャツにマスクで、ずっとハンディカムまわしてる、みたいな感じの人ばかりであります。さんざっぱら、私もあちこちに撮られまくりだと思います…
新宿駅前で見送ってから、国立新美術館でアメリカン・ポップ・アート展を見る。
国立新美術館 THE NATIONAL ART CENTER, TOKYO
えらい混んでてびっくりした…お客さんみんな若いし、デートのひとやたら多いし…。とにかくもう、ジョン・アンド・キミコ・パワーズコレクション物凄いな、という。そして、実は私は、あまりアメリカン・ポップ・アートそのものは好きでないのでは…みたいなことを実感したのでありました…いやすまん。
続いては、サントリー美術館で『酒器のある情景』
Drinking Glass―酒器のある情景 サントリー美術館
酒の文化と歴史に想いを馳せつつ、美麗なガラス酒器の数々にうっとりする素晴らしい企画。やや暗めの照明や手の込んでるけどシンプルなディスプレイ、さらには一部BGMもあり、とにかくお酒が飲みたくなること請け合い!酒飲みにはたまらんですよ…。歴史的な酒器も勿論素晴らしいんだけど、吹き抜けに現代の作家の作品をずらりと並べたコーナーが圧巻…とにかく美しい。夜な夜なここで、お好きなグラスでお好きなお酒を…イベントが開かれているに違いない!と勝手に妄想して勝手に嫉妬しながら見てました!
以前、AXISギャラリー『SHIKK de SHUKI 2013』でデザイナーによる素敵漆器の酒器で、塩尻の日本酒試飲しまくりのイベント、楽しかったなあ…サントリー美術館でもきっと似たようなイベントがあるに違いない…!

いったん、大門浜松町経由で桜木町、帰宅してから、また荷物を持って出て、実家へ。妹の誕生日のお祝いなどで飯食って、半沢直樹の最終回だけテレビで見ましたが、香川照之の顔藝大会というか、歌舞伎か、というか、なんか、勧善懲悪のストーリーといい、不思議なものであったなあ…
在華坊(@zaikabou)/2013年09月22日 - Twilog