5時前に起きて、5時15分に家を出て、日ノ出町から横浜、羽田空港へ。いつものコースです。このお店、5時30分からやってるんだね。
もっと早いバスで来て、ここで朝飯食べよう…。前に来て美味かったのです。
まだ暗い羽田から
飛び立ち、伊丹へ。モノレールと阪急を乗り継いで梅田、新梅田食道街のマルマンで、トーストセット300円、サラダ100円のモーニング
客先に移動して打合せ。お昼、またちょっと仕事、で、本日は早々におしまい。国本武春の訃報が聞こえてきて衝撃を受けるが、ま、少しぶらぶらしましょう。阪急三番街と阪急百貨店でちょっとお買い物。阪急三番街では、3000円以上買い物したらミッフィー小皿をくれた。
荷物を抱えて、久しぶりに、大阪市立東洋陶磁美術館へ。ほぼコレクション展だったので、中国朝鮮の青磁白磁など、じっくり堪能しました。はー、目の保養だわぁ…
京阪なにわ橋駅のギャラリー「B1」で、『もうひとつの鉄道』展。ホンマタカシの、小津映画の鉄道が出てくる場面を集めた映像、都現美でも見たな
さらに、国立国際美術館へ。MOMATパスポートを提示しても相変わらず首を捻られる。ま、使う人少ないよね…。コレクション展は、相変わらず突き放していて大好き。リヒターのは焦点が合わない…。高谷史郎の再制作作品とか、中原浩大のCDのとか、もろもろ、よかった
そして、これは東京で見たから見なかったけど、クレオパトラ展は撮影コーナーが準備されていて、なんとも言えない味わいがあるのでした
国立国際美術館を出て、ぶらり。近所の「土佐堀 吟蔵」という店が、とても良さそう…日本酒40種全部380円、飲み放題1500円なんてあるぞ。つまみも良さげ。
しかしまだ飲む時間じゃない。もうすぐ閉鎖される心斎橋大丸の本館に、お別れの挨拶に来た
どこからどこまでも、ため息の出る素晴らしさ…ああ、ここを壊してしまうのか…
本館7階では、回顧展を開催中でありまして、戦前の写真や、ヴォーリスの図面や、広告や、その他資料がたくさん。戦前の壮麗さはすごいな…ほんとうに大阪の黄金期、という感じであるな…
下足番のあった時代…みたいな写真を見ながら、ほら、おばあちゃんが言ってた通り…なんて会話をしている親子がいたりしまして。このヴォーリス建築、空襲で上階部分は壊れてしまったのですね
江戸時代の店舗をイメージした模型もありまして
心斎橋大丸は、2019年のリニューアル目指して、外壁を遺して？リビルドされるようですな…
じゃ、それまで、また
…あのね、関東大震災後の一時期、大阪は東京を凌ぐ大商都であったし、私鉄経営は常に先駆的であったし、見事な近代建築を大量に抱える街であったし、とにかく品の良さがあったし、私の好きな大阪はそういう意気を持った大阪であって、お笑いや粉もん押しで妙な敵愾心を東京に対して持っている大阪ではないのね…。うん。
そしてこのお店も、なんとなくそういう雰囲気をまとっている。はり重のカレーショップで、ハヤシライス。さすがに良い牛肉がゴロゴロ入っていて、うまかった。
カップルの多い道頓堀を眺めつつ
なんばからバスに乗って伊丹へ。羽田行きの便に乗る。
これで今年の飛行機はたぶんおしまい、羽田と伊丹の間のJAL便に60回搭乗しました。あと、特典航空券で羽田徳島往復と、米子から羽田のANA便が1回。海外は無しでありました。
『東京スカイツリーは日本一高いクリスマスツリーとしてライトアップされ、本日、白いベールをまとっております。皆様、素敵な夜をお過ごしくださいませ』などとCAのポエムを聴きつつの羽田空港。横浜に向かうバスの中からみなとみらいの全館点灯を眺めて、混雑する桜木町駅は避けて、日ノ出町の京急ストアに寄って帰宅。いちおう、クリスマスディナーです。
お酒を飲みつつウォルト・ディズニーのドキュメンタリーを見ていたのでした
