月曜日ですがお休み。天気ははっきりしないけれど、2日続けて都内に出たし、今日はちょっと趣向を変えよう。京急に乗って横須賀美術館に向かう
お昼ご飯は走水の「かねよ食堂」で。
夏場はさすがに混んでて、12時前に行ったら30分弱待ったけど、食べ物出てくるのは早い。
リア充感溢れてて、はじめて来たときは少し躊躇してたんだけど、地のもの、自分で獲った魚介を使ったメニューは丁寧で工夫があってなんでも美味いし、雰囲気も素晴らしいし、やっぱり好きだな。
かねよ食堂の看板犬、虎太郎が先週亡くなったそうで、店はお花が沢山あった。そこから辿ったこのサイトの文章、かねよ食堂の来歴などが詳しく、興味深く読んだ。
With My Buddy #001 | Blue. (ブルー)| サーフサイド・スタイル・マガジン|雑誌
横須賀美術館に行くと、かねよ食堂に行きたくなるのだ。食堂からは歩いて横須賀美術館へ
横須賀美術館『せなけいこ展』はすごく良かった。「ねないこだれだ」のおばけのビジュアルが有名だけど、それ以外もステキな絵本がたくさんあって。それ以前の仕事から含めて、原画というか、切り絵が山ほど展示されていて、ひとつひとつ、丁寧でかわいい仕事をじっくり見てしまう。期待してたよりずっと良い内容。
せなけいこさん、卒業後、美大行くのを反対されて、日銀に勤めて、絵本作家に弟子入りして日銀内でサークル作って切り絵やってたとか、子供を2人育ながら子供のために手作り切り絵絵本を作り、それが賞を取って絵本になって大人気とか、いちいち凄いエピソードだらけであり。
夫は六代目柳亭燕路で、落語題材の作品もいろいろあったのね。
切り絵には、横浜横須賀あたりの店の包み紙とか沢山使ってて、あちこちに同じものが使われてるのを見たり、すごく楽しいのだ。鯵の押し寿司とか。めがねうさぎの絵本に出てくるおばけの天ぷらが、美術館併設のレストラン、アクアマーレで食べられるのもよい…
グッズもいちいち可愛いものだらけだし、せなけいこ展、とても良いのでお勧め。この日もお子さん連れが大勢来ていた。
せなけいこ展で心奪われた、紙芝居の一節
美味しいものを食べると、もう、こう、ほんと、両手を突き上げて、おいしいおいしい!と叫びたくなる瞬間ってあって。このビジュアルが、ドンピシャで一発で心に刺さってしまったのだった。おいしいおいしい!
美術館の屋上でしばらく海を眺めて、またバスに乗って、京急に乗り継ぎ。金沢八景の岩盤浴でさっぱり。上大岡で晩飯を買って帰宅し、家でごはんにしたのでした