飛行機もガラガラ
離陸し
荒川、秩父、八ヶ岳、諏訪湖、松本盆地、剣が峰…と眺めながらのフライト
鳥取砂丘を見ながら着陸
鳥取市に来たのははじめて。空港はコナン色が強い
バスで鳥取駅へ。仕事は午後からなので、たくみ民芸店へ
鳥取と言えばまずはここですね。昭和7年創業、銀座の「たくみ工芸店」の元になった店。小鹿田焼の会に並んでるものがどれも良くて垂涎。
東京でいろいろ中止になった代わりに流れてきたものも多いとか。国造窯の小皿が良いのに大変安くて思わず購入してしまった
その左隣の鳥取民藝美術館では、吉田璋也展。
たくみ工芸店を開き、軍医として北京応召後は北京に住み、そこでも華北生活工芸店を開き、
戦後は鳥取で民藝運動に尽くした大人物の展覧会、興味深く見ました。式場隆三郎とも接点があったようで
吉田璋也氏は建築や家具も自分でやっちゃう。着物蔵を改装したこの美術館も素敵だし、自分の仕事用の机とか椅子とかも、自分のデザイン。
中国の民芸に強く影響を受けたようだ。コンセントカバーもかわいい
昭和37年には「たくみ割烹店」もオープン。そこでも出していたのだろうか?
北京時代に食べた涮羊肉に着想を得て、火鍋子を使い、羊肉を牛肉に変えて「しゃぶしゃぶ」と名づけ、全国に流行らせたのは、吉田璋也らしいのだが…ほんと?
というわけで、お昼は「たくみ割烹店」で。建物は美術館や工芸店とみんな並んである。吉田医院も対面にある。
松花堂弁当880円は、牛肉や魚をはじめ、おかずがどれも洗練されていて、大変に美味い。食後に鳥取の梨も食べることができました
ランチはもちろん、夜も美味しそう。
そしてもちろん、あちこちに民藝の器が使われているのも良いですね…
さて、いちおう出張なので、午後は仕事しましょう
仕事済ませて、さて、帰ろう。駅前のデパートに寄る。鳥取駅前には大丸があるのか。
ちなみに鳥取市の人口は20万人を割っている。一昨日は人口16万人の帯広市の藤丸で買い物をしたが、あちらは札幌以東で唯一のデパート。地下の食品売り場で、季節最後のあたご梨と、カレイの干物を買う。さすがに鮮魚売り場に、特色ある鳥取の魚介類が多かった
鳥取駅からバスには乗らず、山陰線のキハ47に乗って、2駅、鳥取大学前に向かいます。
鳥取砂丘コナン空港が、この駅から徒歩15分なので。駅周辺はアパートが多いね。そして空港の近くで見た看板、石破茂
鳥取コナン空港、隅々までコナン推しですな…
で、晩飯を食べようと思ったのだが、どこも開いていない。減便で店開けてても仕方ない、という感じで閉まっている。何も食べられない
仕方が無いので、大江ノ郷自然牧場のプリンパフェを食べました。
店で売ってるプリンをガッと掴んでそのまま入れていた。上から下まで、たまご!という感じで、しつこいくらい超リッチテイスト
で、よくよく見たら売店にお弁当がひとつだけあったので、これを買いまして
ハタハタ寿司ごちそうさまでした。羽田空港に飛び、帰宅
これは鳥取のたくみ工芸店で買った、国造窯の小皿。釉薬の発色が良くて、色合いが個々に個性もあり、比較的軽くて使いやすそう。そして1枚330円とお安い