日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

伊勢崎と言えば

両毛線に乗って、伊勢崎へ。さて、伊勢崎といえば、オートレースと出稼ぎ外国人と、あとなんか食い物で名物があったはずだ。ということで、駅の外に出てみたが…。駅前の寂しさは、いったいなんだ。伊勢崎市の人口は20万人ある。その中心の駅前が、まるで寂しい。

そもそも、営業している食い物やがほとんど何も無い。こりゃだめだ。そういうわけで、仕方が無いので、繁盛している駅の立ち食いそばを食べた。不味かった。これで繁盛していると言うのは、ここ以外に、飯が食えるところが無いのだろう。
東武線に乗り換えるために、きっぷを買って中へ。本数が凄い。

昼間は、一時間に一本だけ。しかしその電車は浅草行きの準急なので、6両編成の通勤型車両がぽつねんと止まっているアンバランス。

なるほどなあ、確かに群馬県の公共交通は壊滅しているなあ。車が無いと生活できない。駅と言うのも、街の中心でもなんでもないのだろう。

JRのこの看板も、なんか凄い。自分の駅の存在意義を放擲している。うーん。ともかくにも伊勢崎線は動き出し、太田市足利市と通るうち、沿線に広がる風景は、田んぼ、工場、車、道路。まさに北関東、という風景。伊勢崎、桐生、太田、足利、館林と言ったあたりが、まさに、私のイメージとしての北関東なのだな。