6時半起床、7時に朝ごはん。宿でいただく。この宿は街の中心地に建っているのだけれど、大正時代に建てられた大変風情のある旅館で、内部も床から壁から良く磨かれていて木が艶々していて、清潔で、とても快適。こういうところの朝ごはんは、大抵、飾り気は無いがまっとなものを安価に食わせてくれる。ここも美味しかった。しょっぱい鮭は、さすが東北日本海側、という味。お会計は一泊朝食で5200円
http://web.travel.rakuten.co.jp/portal/my/jyouhou_page.main?f_no=15219
出掛けに、宿のご主人が、車で駅まで送ってくれるというので好意に甘える。この旅館は酒田の大火で焼けなかったのですか?と聞いたところ、ちょうど火元のすぐ風上で助かったのだ、ということ。なるほど、確かに、宿の直近の道路を挟んで、両側に建っている建物の風情がまったく異なる。大火後の建物は耐火建築で住みにくくて…結露もするし…なんてぼやいていた。それにしてもこの季節なのに雪が無い。
7時40分の新庄行きに乗車、最上川をさかのぼる。
新庄からは奥羽本線に乗り換え、羽前千歳まで。仙山線に乗り換えて、山寺まで。途中の車内で、一気に読む
- 作者: 手嶋龍一,佐藤優
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2006/11
- メディア: 新書
- 購入: 7人 クリック: 59回
- この商品を含むブログ (245件) を見る
山寺駅から、2時間後の電車の時間を確認して、山寺へ。ここも本来ならもっと雪があるのだろうけれど、ちょっとある、という程度だった。
本堂にお参りしてから登り始める。全部で800段だか1000段だかあるらしいのだけれど、
駆け足で階段を上っていくと、いつの間にか奥の院。奥の院は閉鎖中。少し戻って五大堂。ここからの眺めがすばらしい。
随分駆け足で巡ったので、到着から1時間後の電車に間に合いそう。再び駆け足で階段を下りる。山の上のほうで佐川急便のお兄さんを見かけたが、仕事とはいえ、こんなところの上り下りは大変ですね。山寺駅に滑り込み、11時42分の快速に乗車、北仙台まで。