日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

横浜トリエンナーレ再訪

前回の訪問はこちらで
横浜トリエンナーレ2008 メイン会場編 - 日毎に敵と懶惰に戦う
横浜トリエンナーレ2008 そのほかの会場編 - 日毎に敵と懶惰に戦う
新港ピア会場。秋だね、空が高い

音声ガイドの貸し出しが始まったので、利用してみる。この音声ガイド、水沢さんによる開催趣旨からはじまり、かなりの作品について、作家本人がしゃべっているガイドになっている。もちろん、英語にはすぐに通訳がかぶりますが…。パンフレットやガイドブックにはまったく書かれていない情報を、音声ガイドを聞くことによって知ることができる。わりと人を突き放した作品が多い今回の横浜トリエンナーレにおいては、作品を理解したいなら、この音声ガイドは必須みたいだ。音声ガイドを使い、気になる点はボランティアの人などに根掘り葉掘り聞いたほうが楽しめるでしょう。


この作品も解説を聞いて、ようやくある程度、輪郭を理解できた…けれど、まだなんだかよくわからない

その鏡の破片は掃除しちゃだめです

新港ピアを出て、赤レンガ倉庫。映像作品がかなり無造作に投げっぱなしになっているこの赤レンガで、ハイドレッド・センターの映像などをしばらく干渉。その後、BankART Studio NYK のほうへ。こちらも音声ガイドによる解説が濃密。ポテト投げとか、オノ・ヨーコとそれのオマージュとか、きちんと音声ガイドを聞くと理解が深まった。




『人によっては不快感を催す』かもしれない作品の多い会場なので、そのあたり、15才未満は鑑賞できません…とか、ご注意が最初よりも厳格になっているみたい。中学生くらいだとフラストレーション溜まるかも。