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最大85%OFFで泊まれる『Find Your YOKOHAMA 宿泊クーポン』が非常にお得

GoToTravelキャンペーンは7月22日からはじまったものの、利用者数はそれなり、という感じのようだ。東京都が除外されたままの状態で、8月までの利用者数は556万人とのこと。

旅行者向け Go To トラベル事業公式サイト

開始当初に相当バタバタしたため、制度がいまいち分かりにくくなってもいるし、旅慣れている人が普段よりもホテルや旅館のランクを上げたり、業務出張の人が主に使っている感じ。

当初ぶち上げた『50%還元』のうち、35%の割引はあるものの、15%の地域共通クーポン支給がいつからはじまるかわからないのも、利用者が躊躇する要因だろう。当初は9月1日から…という話があったが、今は9月以降で、ということになっている。(9月中旬に、10月1日開始と明確になった)

感染症対策をきちんと取ったうえで少人数の旅行を楽しむ分には、日常生活とさほどリスクは変わらないと思っているが、高リスク群の人などは、やはり旅行は避けていると思われる。

今は旅行代理店から申し込むか、楽天トラベルや一休などのサイトから申し込むか、ホテルの公式サイトから直接申し込むか、いずれにしても割引された金額だけ払えばいいのだが、当初は自分で申請して還元してもらわなければならず、わりと大変だった。

自分も札幌のホテル宿泊分は事後申請をしたが、9100円の振り込みは、まだ行われていない。 

zaikabou.hatenablog.com

 GoToTravelは1泊1人4万円までは還元額が増え続ける制度であり、連泊数も利用回数も、制限が無い。旅に出て、ある程度の高いホテルや旅館に泊まるような余裕のある層ほど恩恵を受けられる制度になっている。今回の施策は、旅行者の宿泊費以外の各種消費も見込んで観光地を救済することが目的だから、それ自体は合目的ではあるのだろうが…。

全国の自治体では独自の観光振興策を打ち出しており、そのほうがGoToに比べても、1泊あたり定額の支給をするなど、富裕層でなくても恩恵が受けやすい制度になっているものが多い。

札幌市の「さあ!サッポロ夏割」はお盆前には枠がほぼ終わったようだが、1人当たり6000円以上の宿泊に対して5000円引きになり、さらにクーポン3000円もつくという、リーズナブルな宿に泊まるとむしろ金が貰える豪胆な制度だった。

わが横浜市も、観光振興策を8月25日からスタートさせた。観光アクティビティが最大半額になるものと、宿泊費に最大5000円の補助が行われる2本立ての、『Find Your YOKOHAMA』であります

www.knt.co.jp

今回のFind Your YOKOHAMAの宿泊クーポンが、かなり豪胆な制度で非常にお得なのだが、いまいち認知度が高くないようで、あまり利用されている形跡がない。

今回の制度は以下のようになっている

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まず、東京都在住の方は除外であるのは前提として…。(※10月1日から、東京都在住の人も対象となります!)近畿日本ツーリストのサイトから申し込むのが必須である点はちょっと気に入らないのだが、それは置いておいて…。

割引に関する大きなポイントは、GoToTravelとの併用が可能になる点。そして、GoToTravel適用前の宿泊代金を基準に、不連続に割引額が決定される点。

ちょっと不思議な制度設計の結果、元の宿泊代金によって、お得になる度合いが妙な変化の仕方をするようになっている。

例えば元の宿泊金額が9,999円の場合、GoToの35%値引された上で、横浜市からの補助は1000円で、かつ、地域共通クーポンは15%かけて1499円、四捨五入で切り捨てられて1000円になる。

一方、元の宿泊金額が10,000円の場合、GoToの35%値引された上で、横浜市からの補助は3000円で、かつ、地域共通クーポンは15%かけて1500円、四捨五入で繰り上がり、2000円になる。

結果、実質負担額を算出すると以下の通り。

9999×0.65-1000-1000=4499

10000×0.65-3000-2000=1500

なんと、9999円の宿よりも、10000円の宿のほうが、ほぼ3000円安く泊まれるのだ。これを表にまとめてみた

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もとの一人あたり宿泊金額が10,000円、15,000円、17,000円のあたりが実質値引率が80%を越え、非常にお得になる計算となる。グラフにしてみた。

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不連続に実質負担額や値引率が変化するところも線で結んでしまっているのはあまりよくないグラフなのだが…いずれにしても、10,000円、15,000円、17,000円あたりがお得になり、それ以上の金額だと、お得感が薄れていくことが読み取れると思う。

(※なお、この表とグラフは1人あたりの金額で計算している。2人以上で宿泊する場合、GoToTravelの地域共通クーポンは宿泊者全員の合計金額に0.15を掛けてから四捨五入するので、少し話が変ってくる。

例えば1人1万円での宿泊だと地域共通クーポンは2000円だが、2人2万円だと合計4,000円ではなく、3,000円になる。一方、1人1.5万円の宿泊だと地域共通クーポンは2,000円だが、2人3万円の宿泊だと合計4,000円ではなく、5,000円になる。)

これはもう、横浜市内の人はもちろん、東京都在住を除く人にぜひ利用いただいて、横浜に観光に来ていただきたいお得度なのですよ。

使い方としては、近畿日本ツーリストのサイトで会員登録、地域(東京と千葉を除く関東)と宿泊月を選んでGoToクーポンGET、対象ホテルを予約、予約番号を元にFindYourYokohamaのクーポン申込、クーポン発行のメール受領、宿泊当日クーポンと身分証明書を提示、ということで、わりと手間はかかる。

今回対象となるホテルは以下の51施設となっている

Find Your YOKOHAMA - ホテル・旅館の宿泊予約 【近畿日本ツーリスト】

ざっと見ると主要なところはだいたい網羅されている…?と思ったら、外資は対象外もある。インターコンチは2つとも対象外だし、ハイアットリージェンシーも対象外。

(※ハイアットリージェンシー横浜は9月3日に追加されたのを確認)

目ぼしい対象宿泊施設…宿泊自体が楽しめそうなホテルは、ニューグランド、ベイホテル東急、ロイヤルパーク、カハラ、ベイシェラトン、新横浜プリンス、ローズホテル、ナビオス…あたりか。シーパラダイスイン、万葉倶楽部、もちょっと面白いかもしれない。蒔田の旅館松島も対象となっており、この機会に面白いかもしれない。

個人的には、ニューグランドの本館に泊まって朝食付きをお勧めしたい。戦前からある歴史あるクラシックホテルの本館に2人で泊まり、朝はのんびりと朝食。

yado.knt.co.jp

例えば金曜日で1人15,200円。ここから35%の割引が入り、さらに2人分10,000円値引きが入ると、それですでに9,760円。地域共通クーポンが開始されていると、さらに5,000円のクーポンが受け取れるので、実質4,760円になってしまう。(地域共通クーポンは人数分の合計金額に0.15を掛けて四捨五入するので、2人で30,400円の場合は4,000円ではなく5,000円になる)

あるいは、横浜ベイホテル東急。このホテルはみなとみらいの3軒の中でも実は満足度が高いホテルなのだが。ラグジュアリーオーシャンツインベイビューという部屋がある。

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49.9平米でベイブリッジが見えるバルコニーと観覧車が見えるお風呂つき。

ラグジュアリー/ダブルルーム|横浜ベイホテル東急 - みなとみらいの感動夜景

ラックレート98,000円。これにカフェトスカ朝食付きで、実質負担額2人合計で平日なら4,825円、金曜でも8,375円でいける。

(※9月3日の11時過ぎ、上記のプランは、まだ空室は沢山あったが、突然無くなってしまった。あまりにお得なプランは消えてしまうので、自分でいい感じのを探してください)

当初は破格値で泊まれたローズホテルのスイートルームは、このキャンペーンが始まってしばらくして、値段を大幅に上げてしまった。ほかのホテルも、同じような対応をするかもしれない。

地域共通クーポンは10月1日開始となった。今予約しても、宿泊時に地域共通クーポンが開始されていれば貰えるので、予約は早めにしてしまおう。てしまおう。

 

GoToTravelも、ほかのキャンペーンも、予算が設定された以上は使わないと損。可能な範囲で、活かしてほしい。新しい旅のエチケットを守って、楽しい旅をしましょう

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https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/001349264.pdf