日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

アンテナの被登録数について思うことなど

私もはてなジャンキーなので「〜を含むアンテナ」を時々見ますが、結構ちょくちょく登録してくださる方がいるようで、今みたら「68」ありました。お読みいただいている方、ありがとうございます。
まあ、トレンドはブクマとかRSSに移っているんじゃないか、とか、例の水増しの話とか、アンテナは増えても減らない、とかいろいろあるんですけれど。
それでもやはり、「記事ごとに」ではなくて「日記全体として」読みに来てくれるというのは、日常に興味を持ってもらえてるのかな、とか、文体が好みにあったのかな、とか、ブクマされたりRSSで特定の記事だけ読んでくれるのとは別の楽しみ、喜びがありますね。特に、自分のように日常雑記的な内容が多かったり、毎日の書いている内容に、いまいち統一性が無い場合には。
だので、わたらせさんが昔書いていた

毎日蓄積して読んでいくことで、段々味が出てくるスルメのようなWebもあります。私はそれこそがWeb日記だと思っています。しかもネタ系だったりするものではなくて、日々の生活などが割合としては多く書かれていたりするものです。
http://d.hatena.ne.jp/yasai/20060127/1138359994

という部分には諸手を挙げて同意。blogじゃなくてweb日記ね。ただ、だから100傑発表したほうがいいか、とかの部分はちょっとごにょごにょだけれど。あれって、上のほうにあるけれど読んだことないダイアリーをみつけるには便利なんだけれど、隠れた良ダイアリーを見つけるには「はてなの規模が大きくなりすぎた」と思うんですよ。昔は、徐々に注目されつつあるダイアリーを見つけたりするのに役にたったんだろうけれど、今は上のほうの面子が固定されちゃってて、それがやりにくい。
そのあたり、「アンテナは増えても減らない」と少し関係のある話のような気もしつつ。まあ、はてなをはじめたばかりの人には有用かもしれないし、上位100人だけじゃなくて、より下のほうも見ていけば面白いダイアリーを見つけるのにも有用だと思うんですが、そこまで普通はしないしね…。
でも、公開と非公開の比率とか、RSSとの関係とか、アンテナ登録とアクティブユーザーの関係やら実際のアクセス数の関係やらいろいろ、ネット閲覧の傾向の調査的には非常に興味深いので、気が向いたらまたやってくれると嬉しいな、とは思います。
あ、話が脱線してしまったが、とにかく、お読みいただいている皆さんありがとうございます、ということ、アンテナ経由で読んでいただけるのはとても嬉しい、ということが言いたかっただけです。…とか言いつつ、「こいつ痛いコトばっかり書いているぜ」みたいなヲチの人ばっかりだったらやだなあ。

ただ、被登録数が増えているものの、実はアクセス数ってあんまり変わらないんだよね…例えば自分の場合

被登録数  アクセス(PV)
2005.2   16   5151
2005.4   19   6114
2005.6   49   6606
2005.8   54   10224
2005.10   56   7025
2006.2   68   7183

となっていて。まあ、アンテナに登録していてももう読まない人が大勢いると思うし…。

追記:adramineさんがやってたんですね、面白そうなこと
http://d.hatena.ne.jp/adramine/20060209/1139462671

団地ナイト2、余禄。鑑賞に堪えるオタク芸ということ

http://d.hatena.ne.jp/zaikabou/20060225#1140891305
団地ナイトの話の、ちょっと続き。というか、石川さんと小林さんのご両人にコメントをいただいて恐縮至極。
http://fieldsmith.net/bslog/archives/2006/02/post_373.html
石川さんご本人が、blogで感想を書かれていた。んで、その中で大山総裁や小林さんの趣味に対する態度のようなものに言及があって…
大山総裁は、なんであんなにしゃべり、というか仕切りが上手いのかと正直びっくりした。で、その回し方にスタイルを持っていて、例えば団地の写真を見ながら話をしているときに、手前の木に興味を持った石川さんに「木はどうでもいいです。むしろチェーンソーで切りたい」と言ったり、会場に好きな団地はどれ?と聞いてみて「これが好きってのはまだまだ素人ですね」と言ってみたり、「団地にしか興味が無い自分」を、いや、もちろん実際にそうなんだろうけれど、そこの部分をさらにクローズアップして笑いを取る、という技法を使っていた。
それから、タイルの話で盛り上がる石川さんや小林さんに対しての「困ったひとだなあ」という発言。話が極端に行き過ぎようとしたり、あるいは趣旨から外れそうになったときに、笑いを取りつつ軌道修正するこの魔法の言葉を、大山総裁がかなり多用していた。これは技だな、と。
没頭しつつも、ふっと引きの視点を提示したり、逆に思いっきり突っ込んでみたり。メリハリをつけた進行をすることで、ダレないイベント進行を心がけていて、いや、たいしたものだ。
石川さんが上記のblogで書いておられる

大山さんはわりと自覚的で、「他人に理解できない奇特な趣味に没頭する人の振る舞い」がネタにされて消費されることに警戒的だ。でも、イベントの際には、それを警戒しているという自分の姿勢をネタにするような、さらにメタな態度が感じられて、それもまた面白かった。したたかな人だ。

ってのは、この辺のことかな、と。
あと、小林さんも『あくまでご自分の好みに没頭されている』ように見受けられる人なんだけれど、きちんと人前での話ということに弁えを持ってネタを挟みつつ話していて安心して聞けたし、石川さんは勿論、手達れたものだったし(すみません、偉そうで)
とにかく、「趣味に没頭する人」の話をきちんとエンターテイメントとして提供する技を見せて貰った感じで、大変感銘を受けました。

このあたりは唐沢俊一が度々日記の中で言及している部分なので、このへんに興味のある方は「裏モノ日記」をお読みになると、示唆に富んだ話がたくさんありますですよ。
http://www.tobunken.com/diary/diary.html

今日の日記

7時起床、9時出社。お仕事。昼飯に丼モノ。午後も仕事…って、書くほどのこともなし。今日の仕事中に考えていたことといえば、上体を反らした荒川静香に人がたくさん乗ってて「やっぱりイナバウアー、100人乗っても大丈夫!」って画像が出回っていないかしらん、とか。こないだ飛行機に乗ったときにフライトアテンダントが毛布と枕を持って歩いていて、夜鷹じゃあるまいし、枕スチュワーデス?とか思いながら見ていたこととか。昨日食べた「いかり」の「フルーツセック」はまあまあ美味かったけど、もっと硬いケーキが食いたいな、「また鰊のパイ?あたしこれ、嫌いなのよね」とか孫に嫌われそうな、そういうイメージのやつがいい、とか。下らないことばかりなわけであり。
夕方、耳鼻科に。レントゲンを取る。症状は随分改善したが、まだ少々通院が必要とのことであった。