日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

今日の日記

比較的、家をのんびり出て、渋谷乗換えで赤羽、北浦和へ。客先でいろいろと仕事。昼飯に、近所の韓国料理屋でプルコギ定食650円也。豚肉が柔らかくて美味かった。
4時前に終って、再び赤羽、渋谷と乗り継いで、会社に戻って仕事。7時ごろ、早めに帰宅。
行きかえりの社内で週刊文春週刊新潮を読んだが、これと言って心に迫る記事は無し。週刊新潮の、三島由紀夫自決時の捜査現場写真くらいか。三島の自決後、総監室から出てきた楯の会の面々の面構えが良い。それから、花園神社で見世物小屋をやってる『大寅興行社』についての読み物。蛇女のお峰太夫のインタビューなんかあって、ここだけ小沢昭一ワールド。
特集記事は新潮も面白いものがあって文春と張っている、というか新潮の方を評価するのだが、如何せん連載の質がダンチなので、文春を優先して買ってしまう。新潮は福田和也は読めるんだけど、池田晶子とかナベジュンとか、涙無しでは読めない。情けなくて。特にナベジュンセンセイの老人力の進行っぷりは瞠目して観察すべし。週刊新潮はいろいろと応援したいところではあるが…。ああ、そうそう、信平さんってのが女の人、というか夫妻だというのを初めて知った。旦那さん、亡くなったのだな。新潮の学会記事も、コメントするのがいつも乙骨だけで、もう少しバリエーションは無いのだろうか。あっそうだ、黒い報告書は毎週楽しみにしていますです。
帰宅途中、またいつもの酒屋へ。ここは黒木本店と付き合いが深い酒屋なのだろう、今日は中々、中々陶眠、きろく、山ねこ、山翡翠、山猿と、みんな揃っていた。吉兆宝山、富乃宝山、万暦、一粒の麦も大抵あるし、兼八原酒も時々あるし、天使の誘惑、百年の孤独、野ウサギの走りもみんなここで買ったし。全部定価で。いわゆるプレミア焼酎以外にも美味しい焼酎(無一物ってのが大変に美味い)、そして日本酒の厳選した品揃え(神亀の特約店のようだ。新潟の緑川酒造とも付き合いが深いらしい)、ワインは外れ無し(フランスに、直接、随分買い付けに行っているみたい)。つまみも、竹中缶詰がさりげなく置いてあったり、和食の珍味系もいろいろあるし、チーズも結構凝ってるし。近所にあるのでさほど有り難味を感じていなかったけど、実はこんな酒屋が非常にあるというのは、実に幸せなことであるな、とあらためて思った次第。今日は山形のレバーの燻製が美味そうだったので購入。それから、小田原の「しいの食品」というところが作っているホタルイカの沖漬け。190gで380円とお得だが、味がとても良い。しいの食品は酒盗で有名な会社。んー、かつお酒盗とかも美味そうだのう…
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