浜松町から山手線で東京駅へ。オアゾの神戸屋キッチンでサンドイッチを買い、そのまま、皇居東御苑に入る。三の丸尚蔵館で開催中の『花鳥』展において、伊藤若冲の「動植綵絵」の第二期展示分、6点を見るのが目的である。
今回の中には、ジョー・プライスさんが一番好きだと言っている
http://d.hatena.ne.jp/jakuchu/20060504/p2
「菊花流水図」がある。他の、鮮やか、ビビッドな発色の迫力ある絵と比べると、若干、全体の色はおとなしい。空間が多い。その分、配置の妙が際立っていて、構成の上手さに舌を巻き、水の色、菊の色の透明感に感動する素晴らしい作品。確かにいいです、これは。他にも「雪中鴛鴦図」、「梅花群鶴図」など、どれも素晴らしい。無料なんですよ、これ。是非見に行かれたし。
皇居東御苑もぶらぶら散歩して、展望台からビルを眺めながら、さっき購入したサンドイッチで昼飯。生ハムとモッツァレラチーズのサンドイッチ、美味しい。それにしても、新緑が綺麗で、お天気も良く、大層気持ちがいい。芝生でお弁当を拡げている家族連れもいる。
しかし、先ほどの三の丸尚蔵館を含めて、そんなに混んでいない。もっと、こういう、無料の良い所に足を運んでも良いのではないでしょうか、皆さん。そりゃあ、ボール遊びとか、青姦とかはできないけどさ。
なお、以前は、こういうところは欧米人の観光客が目立ったのだが、そして今も欧米人が多いのだが、韓国人観光客も結構見かけた。
