6時起床。10時過ぎに出かけて、銀座の鳩居堂前で待ち合わせ、『活水料理やまと』という和食屋に飯を食いに行く。本当は芝のとうふ屋うかいに行きたかったのだが、前日に電話したら「土日のお昼はずいぶん前から一杯で…」と、今更電話してきても遅いワイ、という感じであった。
http://www.wellb.net/shop/T10152/
エレベータで5階に下りると、ビルの中とは思えぬ古民家風の作り。実際、材料も古いものをそのまま使っているようだ。風情のある廊下を通って、通された個室、漆喰塗り（本物かな？）で、ちゃぶ台を真ん中にした狭い部屋であったが、なにやら楽しい隠れ家風。
料理は3780円のコースで、先付けの湯葉の刺身から、レンコンとじゃこの土鍋ごはんまで8品、それからデザートが、豆腐チーズケーキと和菓子と2皿付く。それぞれ量は上品だが、最後まで食べるとおなか一杯に。
最初の数品は「まあ、それなりに美味いけれどあんまり印象に残らんな…」と思っていたが、豆腐の薬味のアミの塩辛とか、鮎の塩焼きとか、刺身とか、麩と里芋の煮物とか、なかなか美味いものもあり、そして種類が多くて目先が変わるので満足した。接客も丁寧であった。まあしかし、昼飯に薄暗い部屋で2時間みっちりかかるってのは、好き嫌いの分かれるところではあるかも。ある意味異空間である。お客さんはかなり高齢の人達が多かった。家族で来ても良いかもしれない。
それから、ぶらぶらして、電車で新宿に出て買い物などして、いやしかし、最近はアクオスのフルスペックハイビジョンの45インチなんて置くのか、たいしたもんだ、などと感心す。いや、どこにって、まあそれは。
伊勢丹の地下でお買い物して別れ、私は渋谷の東横のれん街でケーキを買って帰宅する。
