まあ、その、年中行事、伝統行事の類らしいので、国王の裁定でちょん、となるらしい。タイには一度遊びに行ったのだが、国王が本当に敬愛されているのだなあ、と感じる場面が所々にあった。
しかしながら、今の国王の長男はわりあい放蕩な人で、国民の信頼もイマイチびみょーなのだとか。今のプミポン国王が亡くなると、クーデターが穏健に収められるのか、どうなんでしょう、というところなのだろう。
ほいでもって、丁度遊びに行った頃が、秋篠宮がタイに遊びに行っていたころだったので、ガイドのおばちゃんとお互いの皇室内部事情話で盛り上がったりしたのだが、それは別の話。
ところでところで、バンコクを鎮圧している戦車とか兵士を携帯のカメラで撮っている一般人、などという映像が出てくると、押井守な、パトレイバー2な光景を思い出す向きも多かろうが。
しかし、戦争というもののリアルが恐ろしく欠落している東京と、日常的にクーデターを経験しているタイのそれとでは意味合いがまったく異なるのではないか、と言おうとしてしかし、タイはここ最近、対外戦争と言えば第二次世界大戦とベトナム戦争での小競り合い程度しか経験していないので、似たようなものかもしれぬ、と思ったりする。
