日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

最近の東京の駅、2題

最近、東京の電車に乗っていて、感じること2題。
JRの駅から、売店、キオスクがどんどん無くなっている。例えばホームの前のほうと後ろのほうに一軒ずつあったキオスクが片一方だけになったり、上り下り両方のホームにあったキオスクが、片一方だけになったり。
暫くまえから減少傾向にあったけれども、昨年暮れか、今年の頭くらいから、バタバタと物凄い勢いで無くなっていっている。
最近、JRのキオスクの精算方式が、SUICAへの対応の必要もあるのだろうが、おばちゃんが計算する方式からレジで精算する方式に変わっていっている。閉鎖されたキオスクも、レジ精算方式に一度変更された後で閉鎖されている。
これはどういうことなんだろう。明確なPOS管理をするようになり、売り上げの落ちを分析した結果、閉鎖すべし、という結論に達したのだろうか。駅の中のコンビニを中心に展開していく、という方針なのだとは思うが、仕事を無くしたおばちゃんたちは大丈夫だろうか。
もう1題。地下鉄の駅で。バリアフリー化に伴い、駅のホームへの階段、出入り口の階段に、エスカレーターが設置されているところが増えた。増えたのはいいのだが、特に地上への出入り口において、通路が狭いために設置できないところもある。
設置できない場合に、まったく設置しないのではなく、できる限り途中まで設置する方針のようだ。そうするとどうなるか。例えば『コンコース→階段→踊り場→階段→地上』とある場合、最初の階段には上りエスカレーターがあるのだけれども、次の階段にはエスカレーターが無い、という事態になる。
このとき、例えば階段の上り下りは厳しいけれどもエスカレーターがあれば…という人がいた場合、最初の上りエスカレーターに乗って踊り場まで到達すると、それ以上階段を上れない、階段を下りることも出来ない、エスカレーターは上るだけなので下れない…という事態になる。エスカレータートラップ。
実際にはそういう状態にはまりこむ人は極めて少ないと思うけれども、ちょっと気になった。