終了後、BankART Studio NYKへ。開催中の『都市との対話』『日韓現代美術交流展』を見る。
西野壮平の、風景写真を切り貼りして街の情景を作り出す作品は、都市のイメージを表現し、また受け取り手にも読み取らせるための新しい次元の目を手に入れている感覚を得ることが出来、良い。それにしてもあまりに仕上がりが見事なので、広告方面がそろそろ放っておかないかも、みたいに思った。雑誌の表紙や、なんらかの広告で目にする日も近いかもしれない。
日韓現代美術展のほう、シンポジウムと称して、なぜか演奏会を開催中だった。そんな中で作品を見る。青島左門の彫刻。削りだしたままのような巨大な丸太が、トイレ脇の細いデッドスペースにすっぽり収まっている様は、いがらしみきおのsinkを読んだときのような、なんだかぞっとする気持ち。
会場を出るとすっかり夕暮れ
海辺にたたずむ、ホワイトリムジン屋台
それから、妹を呼び出して食事。それでもって、赤レンガのほうを散策して
帰宅したのだった。
