日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

日記更新1600日間近企画、本のプレゼント

この日記も書き始めたのが2004年の秋、更新がもうすぐ1600日になりそうです。そこで、今回は読者の皆様の日ごろのご愛顧に感謝して、本のプレゼント(別名、部屋掃除)をしようと思います。ご用意するのは以下の3点、いずれも抽選で1名様にプレゼント。なにしろ古本ですので、状態についてはご容赦ください。
さて応募方法です。このエントリをブクマした上、どの本が欲しいかをブクマコメントに明記してください。どれも欲しくない場合は、本の名前を書かないか、どれも欲しくない旨、明記してください。締め切りは4月4日23時59分。その時点でのブクマコメントによりまして、厳正な抽選の上、当選者の方に発送いたします。
応募には条件はありません。しかし、できれば!ではあります…つまり強制ではないのだけれど、お送りした本についての感想エントリを書いてくれると嬉しいなあ、と思います。強要ではありませんので、書かなくてもいいですけどね。
当選者の方は別エントリで公表の上、idコールしますので、指定する私のメールアドレス宛に、発送先の住所と名前をお知らせいただくようにお願いいたします。いただきました個人情報は、この発送以外には一切使用いたしません。個人情報を知られたくない方は、別の受け渡し方法を指定してくださって結構です。明日の特急第2こだまに乗れ!とか、ヘリコプターに積んで紀伊山地に向かえ!とか。可能な範囲で対応させてもらいます。
それでは、プレゼントする本のラインナップです。

1.『私本三里塚』早瀬二朗



三里塚闘争について、“ある視点”から書かれた本。1972年の発行で、出版社の記載はありません。成田の新空港の建設決定から、空港の開港にいたるまでを、イラストと文で時系列に沿って紹介したものですが、なかなか強烈に、連帯する農民の姿が描かれています。
詳しい内容については、以下のエントリをご覧ください。
“マルクスもレーニンも毛さんも、百姓とともに働きともに闘う”『私本三里塚』という本がすごい - 日毎に敵と懶惰に戦う

2.朝鮮画報 金日成主席逝去特集号



朝鮮画報は、朝鮮画報社が発行する日本語の雑誌です。今回お送りするのは、1994年9月1日発行、33巻8号(通番:396)の、 金日成主席逝去特集号。全編、金日成の葬儀の様子を知らせ、業績をたたえる内容になっています。田英夫の追悼文『アジアが生んだ偉人』とか、味のある記事も多数。
もうちょっと詳しい内容は、以下のエントリもご覧ください。
朝鮮画報 金日成主席逝去特集号 - 日毎に敵と懶惰に戦う

3.南京大屠殺史 系列絵画本(一) 東史郎謝罪



中国語の本です。2002年12月発行、20元。北京に行く人に、なんか面白そうな本買ってきてくれ、と言ったら、お土産にこれを貰いました。南京戦に従軍し、帰国後40年以上経ってから体験本を執筆出版。上官に訴えられたりした東史郎さんですが、その中国での体験、帰国後の生活、本の執筆、裁判の様子などが絵と写真と解説文で綴られています。





中国での辛い従軍、数々の悪逆非道、帰国後の苦悩、『真実を証言する』東氏、心無い誹謗中傷、励ましの声、出版と反響、そして南京へ、裁判での苦闘…なかなかドラマチックです。


というわけで、応募方法の再確認です。このエントリをブクマし、欲しい本を1冊、コメントで明記してください。どれも欲しくない方は、コメントを書かないか、コメントで欲しくない旨明記してください。
絞め切りは4月4日23時59分。その時点でのコメントを見て厳正な抽選を行い、各1名様の当選者を発表、idコールいたします。送付先を指定のアドレスまでメールしてください。ご応募、お待ちしています!真摯な研究者の方でも、マボロシ派の方でも、東浩紀さんでも、オールウェルカム大歓迎であります。
こんな本を選定しておいてアレですが、わたくし、特に特定の思想信条を保持しているわけではございません!敢えて言えば共産趣味者とか日和見主義とか自称中立とか妖怪どっちもどっちとか生活保守とかその類でございますので!よろしくです。