朝4時50分、列車の寝台でふと目覚める。手元のiPhoneとGPSのおかげで、今、自分がどこにいるか瞬時にわかる。便利な世の中だ…。徐州、列車は40分程度の遅れか。出発するころに、向かいのホームには、太原発上海行きのK371次がやってきた
7時ごろに朝食を売りに来たけれど、せっかくだから食堂車に行こう…と思った判断が誤りだった。7時半ごろに食堂車に行ってみると、硬座でお疲れのみなさんが席を占拠していて、おっさんがカラオケで盛り上がっており、みなさん、何かを食べて退こうという意思も感じられない。うむー。しかし楽しそうだな
8時過ぎに長江を渡り
ややあって南京に到着。緑色の高鉄が見えた。
北京南駅から到着したばかりのD715次かな。あっちは定刻だな。こちらは40分ほど遅れで、徐州から20分くらいは回復している。
同室の人が常州で降りていって、軟臥のコンパートメントは非常に快適空間に。
コンセントもあったのか。
通路にもコンセントはあるのだが、となりのコンパートメントの人が何故か占有していてな…。おなかが減ったので、ひたすら、北京で買ったみかんを食べている
徐州発車時点では1時間遅延してたけど、南京で40分、常州で30分まで回復してる。遅れ始めたら拡大するばかりの鉄道では無いのね。営業時間が終わったころの食堂車に行ったり
車内でのんびり時を過ごし
切符も車掌さんから戻って来て
蘇州を出て、さらに无锡も出て、小雨の中を上海に到着。
ホテルに入るにはちょっと早いので、まずは上海駅に近い大寧の茶城に行こうということになったけれど、駅から間違えて北側に歩いてしまったのでショッピングセンターに入り込み、義和雅苑というお店でオシャレランチ。
北京ダックの軟骨の冷製とか、湯葉の煮込みとか、なるほどこれはおしゃれ…。
このインゲンの、美味しいな
しかし、見た目はおしゃれだけれど、ものによって、量はオシャレじゃなかった、特にスープ。
丼バチ一杯でてきてびっくり。まあしかし、中国、オシャレ飯も味は大抵良いのが嬉しい。お会計はこんな感じです。278元、微信支付でお支払い。
その後は大寧国際茶城に向かい
茶器を見たり、お茶を試飲して買ったり
当然買い物をしたり、3時間くらい。特に2階奥にあるお店の茶器がいちいち素晴らしく
景徳鎮の蓋椀を980元なりで買ってしまった。買った茶器についてはこちらもご参照ください
その後、大寧国際茶城から宿に向かおうとバスターミナルまで歩いてたら、たまたま見掛けた別の茶城もあり、そこも覗く。
茶城は北京より上海のが好みだなー、お茶はバラエティがあるし、景徳鎮成分が高いし、グッとくる茶器のエンカウント率が遥かに高い。
65路のバスに乗ってお宿近くのバス停で降り、到着。
上海東方商旅酒店、五つ星ホテル。
台湾資本で、客室から外灘と対岸を一望できるお部屋。
裏に出るとすぐに雑貨街と豫園もあり、全体的に綺麗で快適なお宿。45平米の良い部屋が、エクスペディアで2人分の朝食付き1.5万くらいだった。地下鉄駅は10分くらいあるけど、71路とかバスの便も良くて、なかなかおススメの宿です。
宿で落ち着いたからまた出て、小雨の外灘をお散歩。
7時の東方紅が聞こえる。外灘で東方紅を聞くと、ああ、中国来たなあ、と思うのです。和平飯店を眺めつつ
南京東路に出て、
薬局やお土産屋を覗き、さて晩飯、目についたお店に入ろうとしたら、いかにも軽食ですという雰囲気だったので店を出て、別のお店へ。
いや、アダルトトイのお店ではなく、その奥の海鮮の店!
レジ前にずらっとメニュー写真や食材が並ぶ店で、あれもこれもと注文したところ、やはり2人では多いよ!という量が出てきて、
中国にくると、つい頼んでしまう、酸菜魚
これ、茶碗蒸しなんだけど、洗面器みたいなもので出てくる茶碗蒸しだ
ビールで胃薬を流し込みながら飯を食う。
それぞれに美味い。なんか空いているお店でしたが
中国式バイトテロ対策、厨房の映像を店内に流すよ!
美味しゅうございました。お会計は245元、昼の店より安い
また街をぶらぶら歩き、
MINISOで携帯バッテリーなどいろいろ買い込んで、
お宿に戻ったのでした。