日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

美味いビールと野菜でうはうは

本日は木曜日。もうちょっと頑張りましょう。てろてろと出社する。twitterのタイムラインで、村上隆と長谷川裕子が現代美術館のトランスフォーメーション展の話題で盛り上がっており、もう一度行こうかなあ、などと。出社してお仕事。昼飯は食堂でうどん。
夕方、少し客先に出向いてから直帰する。桜木町の駅の自動改札で、切符を入れたフリをして、前の人にピッタリすり寄って通り抜けた人がいた。それがまた、女装のおっさんでしてな。明らかに不審な行動を目立つ外観で行う勇気にはいたく感銘を受けました。ちょっとみなとみらいまで歩いて、みなとみらい線馬車道BankART Studio NYK にて、『女子美術大学芸術学部工芸学科 陶·ガラスコース卒業制作展2011「グラセラミックス!」』 を見る。作品がバラエティに富んでおり、予想以上に楽しめました。とても綺麗な発色の焼き物とか、頭がおかしい感じの造形の焼き物とか、実に優美なガラス工芸とか。自分で作品を作るコーナーとか、卒魚制作参加者が作った湯のみでお茶をいただけるコーナーなどがあり、とてもサービス精神にも溢れている、小規模ながら良い展覧会でありましたよ。
とても楽しい気持ちになったので、その足で馬車道にオープンしたばかりのお店へ

馬車道タップルーム

食べログ 馬車道タップルーム

沼津のとても素敵なクラフトビールのメーカー、ベアードビールの直営店。ちょっと路地に入ったところにあり、扉がレトロな感じで素敵、入ると気持ちの良い親しみやすい空間。1階のカウンターに座ると、ずらり並んだビールサーバーが圧巻。20種類以上の樽生ビールが楽しめる。この店のために作られた馬車道エールをハーフパイントで貰う。うーん、うめえ。ビールうめえなあ。おつまみに頼んだピザは四角ピザで本牧スタイルであるとのこと。値段にしては立派な大きさのピザで、おつまみとして食べやすいように小さく切られているのも良い。2杯目に『BB TEN』これも美味。いやあ、居心地も良いし、いい店だわああ。人を誘ってまた来よう。
ついつい良い気分になってしまって、そのまま、大岡沿いを通る間に、前にも一度訪れたこの店へ

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横浜吉田町『まる良』 - 日毎に敵と懶惰に戦う
今回も他にお客はいなかったんだけれど、店主が電話をとると、大概お客さんをすまなそうに断っている、不思議なお店…自分が行く以外の時間は混んでいるのだろうか。もちろんここで食べるのは生野菜盛り。瓶のエビス・ザ・ホップを飲みながらしばし。出てきましたのは、まさに旬、露地物の冬野菜が生で山盛り。キャベツ、高菜、小松菜、春菊、白菜、大根2種類、人参3種類、すべて生。
まずキャベツの甘みにびっくり、なんて甘いんだこれは!人参の甘みにもびっくりする。歯ごたえが堪らない。白菜の瑞々しさも素晴らしいし、だいこんも甘みが深くて美味いなあ。冬野菜うまいなあ。ああ!この高菜の素晴らしいこと!野の野菜のコクと深みと、えへへへへ。幸せである。春菊の凝縮したうまみもまた素晴らしい…。
サービスでいただいてしまったほうれん草、なんだこれ。塩だけでサッと炒めたものだけれど、なんて美味いんだろう。特に根っこの部分が、甘みがぎゅっと凝縮されていて、おもわず笑ってしまう。焼酎をロックで貰いながら、さらに追加したネギ焼きがこれまた…。トロトロとしたうまみがねえ…いやあ、素敵…。ほんと、やっぱり素晴らしい店でございました。にゃははは。その日収穫の露地物の野菜、一週間違うと旬のものはどんどん変わってしまう。ちょっと旬が変わるごとに訪れたい店だ、と前にも書いたのだったなあ。ずいぶん開いてしまったけれど
楽しい気分で帰宅しまする