日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

素敵な土曜日

6時過ぎに目は覚めた。なんだかとても穏やかな日。ほんとうに長い一週間だった。それでもみんな、馴れてしまっているのがすごい。馴れるものなんだな。
午前中は家でのんびり。なるべく電力がピークになりそうな時間は外して、掃除洗濯など。休日は午前のピークは無いのかな。1時過ぎに出て、中華街へ。やはり人が少ない。四川料理の店で辛い牛モツの煮込み定食を食べる。美味しゅうございます。杉本文楽の払い戻しをするために県民ホールに行ったけれど、チケット売り場は閉鎖中。払い戻しが振り込みだけ、というのは知っていたけれど、手続きは窓口で出来るかなー、と思っていたのだけれど。やはり郵送するしかないみたいですね。
強風の中、横浜まで自転車で出て、東海道線を待って乗り、東京駅まで。なんだか眠い。ちゃんと眠っているようでも、寝が足りていないのかなあ…って、まあ、電車に乗ると眠いのはいつものことですが。東京駅から日本橋方面に歩いて、日本橋三越へ。なんと、地下に行くと、ラデュレもピエール エルメも地震以来、店を閉めている!さらに1階にあがると、欧米の高級ブランドも軒並み閉鎖。軟弱な!
照明が落とされてうす暗いデパートというのもなんだか珍しい。大通りを南下し、日本橋高島屋へも。エレベーターがほとんど節電で運転をやめている。ここも欧米系のブランドがお休み多い。そして銀座、銀座2丁目の交差点は四つ角がカルティエ、ルイヴィトン、ブルガリ、シャネルですが、これも全部閉店。もうなんか、東京が見捨てられたような勢い。ちょっと凄い。
有楽町方面へ。数寄屋橋で憂国の士が頓珍漢な演説をしたりしていないかと思ったが、ライオンズクラブと、どっかの宗教団体が熱心に募金をしているくらいなもので。いつもは血が足りません、と大いに喧伝している献血センターは、今は足りています、継続的な協力をお願いします、と訴えていた。
一旦四丁目の交差点に戻って南下し、博品館トイパークに行って、あまりにも空いていることに驚愕する。そうか、海外の観光客が物凄く少ないんだね。銀座の街も、いつもに比べると閑散としていたけれど、博品館はあまりにもはっきりしていて。いかに中国人観光客とかが多かったか、ということですよね、最近の銀座。いつになったら回復するだろうか。今をとりあえず乗り切っても、どう考えても電力の足りなくなる夏場、輪番停電して暑苦しい街に来たくないだろうし、どれほどの影響が、今後、出ていくのだろうか。
それにしても、牛乳が飲みたい…。どこに行っても牛乳が売り切れ。自分は品切れだから急に飲みたくなったわけじゃなくて、常に牛乳は飲みたいのだよ…。鳥取県のアンテナショップに大山牛乳があったのでこれは有難い、とがぶ飲み。
さて、ここで新橋から電車を乗り継ぎ、渋谷二子玉川経由でちょっと尾山台に行き、買物をして大井町経由で浜松町。道路沿いのビルの明かりが本当に真っ暗で、こんな真っ暗な街をみるのははじめてのような気がする。タコ焼き買って某所、ドボクな皆さんと楽しいひと時。行って良かった。23時頃の電車で…根岸まで乗りこしてしまい、終電で桜木町まで戻って帰宅。