徹夜のお仕事終わって解放されたのが10時。お疲れさまでした。京都に出る。今日も暑くなりそう…。七条の駅前のマクドナルドで朝飯を済ませ、京都国立博物館へ
夏だね…暑い…京博、久し振りに常設見たけど、陶磁コーナーに隠元禅師が持ってきた宜興朱泥罐があったり、長沢芦雪特集があったり、福富草紙もあるし、仏像コーナーは大充実で国宝に指定されたばかりの安祥寺の五智如来坐像があったり、やっぱり良いなー。そして外国人だらけである。
ハイアットリージェンシーがやっているレストランでひるごはん
ランチセットを頼んだけれど、2500円でデザートまでついてくるランチコースがいちばん、お得な感じがした。春巻きみたいなの美味しかったです
博物館を出て、10分ほど歩いて、河井寛次郎記念館へ
じつははじめてだったんですが、こんなに素晴らしいところだったとは。
京都の街の真ん中に違う時間が流れていて、今にも河井寛次郎がひょっこり現れそう。
どこを向いても絵になる空間。暑い陽射しの影にそよと風が流れて、静けさに中に壁時計の音だけが聞こえてくる。ここにいくらでも居られる。
1937年築、河井寛次郎自身の設計による建物そのまま
隅々まで磨かれた床に柱、控えめに並べられた作品、河井寛次郎愛着の家具や民具、所々に活けられた花、最低限の案内表示、自由に座れる沢山の椅子、落ち着ける畳、結界まで気を配り、何もかも完璧な空間、思想が細部まで徹底して反映された空間
奥行きのある空間の向こうにある登り窯まで含めて、よくぞこれだけ保存されているものだ。形ばかりでなく、精神が保存され、活かされている。
管理している人によほどの思い入れが無いと無理だ。開館当初は日に5人も来なかったらしい。今は外国人観光客も非常に多いとか。
確かにここは、間違いなく、お勧めできる場所です。いままで来ていなかったのが悔しいほど。また、次の機会に来ましょう。
本日は徹夜明けで浸かれているのでここまで。平日の昼下がりに超満員のバスで京都駅に出て、新幹線で新横浜へ。ちょっと横浜に寄ってから帰宅して、シャワーを浴びて少しだけ仮眠…してから、出まして
流浪ぴーで軽くやったのでした