土曜日、お天気がいまいちなので、掃除などは明日に回す。CCTV大富の経済半小時、黒竜江省で、田植臨K5131次で出稼ぎに行く人達の話で面白かった。今でも尿素袋は活躍しているのな。取り上げた人達は綏化から寒葱沟まで乗り、抚远市利国村でオンドルに寝泊まりしながら半月の田植え労働。日給は6人で450元とのこと。
早めにお出かけ。浜松町で乗り換えて清澄白河へ。東京都現代美術館『オラファー・エリアソン ときに川は橋となる』を見る
アーティストの目を通して現実を見るという、絵画から一貫してある「アート」の意味を、インスタ映えもする分かり易さがありつつ、しっかり考えさせてくれる。
そういう意味で、やはり稀有なアーティストだと思う。
パッと見で映えて、じっくり考えながら見てさらに面白い
オラファーはそういうアーティストだと思う。
ちょうどこの日、美術館女子などという、読売新聞と美連協の企画が話題になっていた。様々に批判されているが、いまさら「○○女子」などというカビの生えた意識だから問題なのであって、美術館の「映えスポット」化そのものは、別に批判すべきことでもないのでは、と思っている。現代美術への理解やジェンダー平等とは両立し得るものだと思うので。
去年の窓展はそういう可能性を感じたし
今日のオラファー・エリアソン展もそうだし、チームラボもそういう裾野を拡げるために大いに意味のあるものだと思うし。
二階のサンドイッチで遅い昼飯を食べて、その間に、ロンドンナショナルギャラリー展の時間指定チケットを購入。さらにコレクション展を見る
オラファー・エリアソン展は、午後はずっと行列のできる混雑だった。展覧会再開後はじめての週末、かなりの雨の中、午後には20分待ちの行列が常に出来ているような混雑だったけど、昼前に行ったらすんなり入れたので、午前中に行くことをお勧めしたい。年配客が多い展覧会は朝から混むけど、若い人が多い展覧会は朝は混まない
美術館を出て、ぶらぶらお散歩。目当てのパン屋はもう何も残っておらず。清澄白河駅周辺を歩き、買い物して帰宅する。
ばんごはんには、清澄白河『チーズのこえ』で買ったチーズも。清水町キサラファームの十勝シェーブル・炭、白糠町白糠酪恵舎のモッツァレラ、興部町アドナイのフロマージュ・ド・エール…も食べまして、北海道でこんなレベルのチーズが作られてるんだなぁ。美味しい。美味しいチーズは美味しい。すぐに食べたので写真は無し
食後にケーキも。清澄白河『EN VEDETTE』で買ったケーキを3つ。2人で3つ。
単調ではなく柑橘の酸味などを活かした複雑さがあり、しかしオーボンヴュータンのような濃縮具合でもなく、そうか、こういうバランス感覚もあるのか、という納得感のある美味しさ
録画しておいたCTVの美食中国も見る。陳皮の回も面白い。新会みかんを10年熟成させて水鴨と蒸すスープとか、スペアリブを陳皮などで味付けして蒸してから揚げて擦り下ろした陳皮をまぶすとか、肉を煮た旨味を吸わせた陳皮にご飯と豚角煮を詰めて蒸すとか、いちいち素晴らしく旨そう