ついでに、一緒に借りた
- 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
- 発売日: 2004/09/15
- メディア: DVD
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最初に、15分間の解説ムービーが入っているとは知らなかった。うーん、こりゃあ解りやすい。なんか、落語のマクラで昔の言葉の解説をして貰っている気分。もしくは榎本滋民の解説。これは、「初見の人には、解説が無いと理解不能」と製作側が認めているということか。
やっぱり白眉のシーンは、キムの館でダ・カーポするところでしょー。あとは、択捉の祭りのシーンと、工場に侵入したときのセキュリティシステムの描写。ストーリー的には小ネタだし、ゴーストとか電脳に関して新しいテーゼが提示されるわけでもないので、ストーリーというよりは細部の描写を楽しみつつ、押井節に辟易しつつ酔う、が正しい鑑賞態度だわな。神は細部に宿る。
攻殻機動隊でもイノセンスでも、真ん中へんにインターミッションのように街の風景が入るのは、『男はつらいよを初めとした山田洋次の映画で、唐突に祭りのシーンが入るのと同じ意味』と力説して、全力で否定された覚えがある。まあ、冗談ですがな。
そういうわけで9時ごろになって、飯を食って出勤。ひたすら仕事。今日は会社に誰もいなかった。昼飯はおにぎりを食す。7時過ぎまで仕事して、帰宅。疲れた…。帰りにTSUTAYAに寄ったが、ロスト・イン・トランスレーションは相変わらず貸し出し中。ちぇっ。