日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

戻って、ビュラン・サーカス

それから、再びトリエンナーレの会場へ。28日から今日まで、夕方に、「アートサーカス」のビュラン・サーカスの公演があるということだったので、午前中に整理券を貰っておいたのだった。
まだ時間が早いのでもう一度会場を眺めていると、今日は18時で追い出しますから、としつこく放送している。どうも、閉場後、HERMESエルメスのイベントを何かやるらしい。海沿いにはテントが張られて中では飲み物や料理の準備が着々と進行中であり、

建物のなかでも、ところどころで飲み物のグラスが積み上げられ、黒服が忙しく立ち働いていた。会場借り切るのにいくら払ったんだろうかね。招待客以外には縁の無い話なので、18時を過ぎたらさっさと会場を出て、サーカスの会場となる、入り口付近の特設ステージへ。

概ね整理券の順に入場して、サーカスである。

このサーカス、綱渡りや空中ブランコなど基本はちゃんと抑えた普通のサーカスであった。もっと破天荒なものかと思っていたのだが。まあ、オーソドックスだが基本に忠実で、技術はそれなりにしっかりしていて、片付けるところまで芸の一部として見せてくれて、やる姿にユーモラスな、というか、どことなくマヌケ感が漂う。この感じが何かに似ているな、とよくよく考えたら、寄席で見る太神楽であった。以降、アートサーカス=オサレな太神楽と認定することにした。
そんなこんなで、20時ごろに帰宅。