ぶらぶら歩いて新宿駅南口のほうを通り、文化学院の前を通って初台へ。首都高速中央環状線と新宿線のジャンクション工事が着々と進んでいた。
オペラシティに入り、新装開店して以来のNTTICCへ行く。
入館無料であるが、展示スペースが大きく様変わりした、というのでもなく、相変わらず正統派…と言ったらいいのだろうか、いわゆるメディアアートらしいメディアアートが多数陳列されていて、お金を取っていたころとさほど遜色ない感じではあった。まあ、今後どうなっていくのかはよく分からないけれど。
《風インタフェース》という作品は、立体メガネをつけるとバーチャルな立体が見えるのだが、そこに棒をかざすと、風の抵抗があり、まるでバーチャルな物体が実在しているかのような感触を味わえる。理屈だけ考えるとああなるほど、と思うのだが、それをきちんと形にして見せられると、結構感動するものである。その他、おなじみの《ジャグラー》や、岩井俊雄の作品があったりするし、ビデオアーカイブや図書館も充実しているので、なかなか楽しめる施設であった。
ICCを出て、なんだかフィクションっぽい風景を眺めながら歩く。
パークタワーのデリカテッセンを冷やかしてから、急いで新宿駅へ。東口改札前で待ち合わせて、さあごはんを食べよう。Viewカードのポイント引き換えで貰ったルミネの商品券を使うため、東口の「LUMINE EST」にある『旬彩と土鍋ごはん 彩箸』へ。茄子やらサラダやら結構美味しいし、土鍋で炊いた鯛飯も誠に結構だった。米は美味いなあ。ここのお店は、ツキダシで600円も取ること、価格がやや高いことを覗けば、概ね満足であった。
新宿南口のあたりをしばらくブラブラ散歩して、帰宅。
