日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

真木蔵人のビッグマウス芸

また「SPA!」を買ってしまった。なんか悔しいので、ネタを紹介しておく。『あの「ビッグマウス」たちの今』という記事で、真木蔵人先生が語っていらっしゃいます。太字は原文ママです。

−お店の経営はどうですか?
千葉の店は3年間くらいやってて、今年の5月から藤沢の店を始めたんだよ。もちろん両方海岸の近くだよ。そんで海で友達とハングアウトしたり波乗りやったりして、サンセットや波のバイブスを感じながら超ハードコアなライフを送ってんだよ。
−今流行りのエコライフというやつですか?
いや、本当のエコライフならこんな都会に出てくる気にはならねぇよ。そんな生活もいつかは送ってもいいかなとは思ってるけど。まぁ今じゃないな。オレはただ周りにあるもの全部楽しんでるだけなんだよ。地球と遊ぶっていうかさ。オレは海も入るし、山も登るしなんでもやるよ。どんないい女と遊ぶより、そんなとき一番いい波や一番上質なパウダーの雪にライドしたいんだよ。逃したくねーんだ。
−若い頃と30代の現在で、何か変わったことはありますか?
メイクマネーに対する感覚だな。15歳で芸能界に入って、その頃から自由に使えるカネが何千万ってあったからさ。ただ、今はファミリーがいるじゃん?それまでカネのことなんかほとんど考えて今はワイフがいてキッドがいる。ってことはカネを稼ぐ責任があるわけじゃん。じゃあもっとメイクマネーしてかないと、って。そう思ったのが店を始めるきっかけの一つだね。
−サーフィンで世界5位まで上りつめたそうですが、大会などで賞金を稼いだりしないんですか?
稼げるよ。でもオレの波乗りはプライベートなんだよね。カネ目当てで乗るのはオレにとってはナチュラルじゃねーんだ。オレはいつでもみんなの前に立つ。“赤レンジャー”なんだよ。だから時々すっげー疲れる。まぁ、それがオレのデスティニーだから仕方ないけどな。
−現在の所属事務所は、ZEEBRAさんや、知り合いのアーティストさんたちと立ち上げたとお聞きしましたが。
でっかい事務所とか好きじゃねーんだ。確かにカネは入るけど、ルールばっかりでさ。オレは飲みたいときに酒も飲むしな。今は同じバイブレーションを持った仲間と一緒にやってる事務所だからすげー楽しい。これからの問題はどうやってメイクマネーするかなんだよ。オレらはCMとかで誰だか知らねーヤツが作った商品をニヤニヤしながら売ったりできねーんだ。たとえ、それがカネのためでも誰かにゴマすったりしたくねーんだよ。
−そういったダイレクトな発言のせいで、周囲からビッグマウスだと言われたり思われたりしませんか?
オレをビッグマウスだと言うヤツこそがビッグマウスだろ?オレは別に正しいこと言ってるだけだし、そうやって口ばっかりのビッグマウスなヤツらを叩いてんだよ。オレをビッグマウスだと思ってるヤツがいるならいつでも相手になってやるよ。いつだって挑戦者募集中だから!

えーと、本当に原文ママです。ちょっと、インタビューアの創作なんじゃないかとも思うんですが。お塩先生ビッグマウスとは一味違う、ナンシー関言うところの「ヤンキーお店を持つ」的な、なんだか懐かしささえ覚える、伝統芸能のようなビッグマウスを堪能させていただきました。
でも、こういう人は友達だと楽しいんだろうなあ。