日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

酒井冬雪先生もSPA!でご活躍

それと、『合コン&恋愛「女のひっかけ質問」模範回答集』なる与太記事(まあ、基本的にSPA!には与太記事しかないわけですが)で、いまはてな界隈で話題の酒井冬雪先生が登場していた。SPA!で活躍、と言うと男力コンサルタント神田和花おねーさんであるが、いかにも神田おねーさん向けのこの記事には登場せず。おなじパイを食い合っているんだろうか。ニッチな市場ですからね。頑張れ神田おねーさん!

「ひっかけ」の正体は男女間コミュニケーション能力格差です

 「私のどこが好き?」→「全部」って、ありえない回答ですよね。就職活動で「我が社のどこに魅力を感じますか」と聞かれて「全部ッス」と答えているのと同じでしょ。受かるわけない。就職活動なら、ちょっと分析してみて「業界の中でも御社は際立ってナントカで…」とかなんとか“比較した上での優位性”を強調したりするはず。それが先方の求める答えだからと知っているからです。そんな簡単なことが、女性、特に付き合ってる彼女が相手となると急にわからなくなるのは、多くの男性が、付き合い始めた途端に彼女を“他人”ではなく“俺サイドの人間”、もっと言えば“俺の一部”と見なし始めるからだと思います。なにせ“俺の一部”ですから“俺が想定していないものを彼女が望んでいるはずはない”という結論になるわけですね。「ひっかけ問題」にしても、女のコにすれば、取り立ててひっかけようと企んでいるわけじゃない。彼女の意図を読めない男が、勝手に「ひっかけだ」と怒ってるだけなんですよ。
 男って、10代の頃は、サッカー部だとかバンドやってるとか、そういう属性だけである程度モテますよね。女性に比べて“他人に好かれようと努力した経験”が少ないぶん、コミュニケーション能力はお粗末なものです。一方、女性は他人の顔色を窺ったり、駆け引きしたりすることについて年季が入ってますから、その差は如何ともしがたい。20歳を過ぎた男女のやりとりに齟齬が生じるのは、ある意味仕方のないことです。ひとまず「彼女といえども所詮は他人」と認識し直すところから、格差修復に努めてください!

まあ、相変わらずですが、まあマトモかしらん。神田おねーさん、負けずに頑張れ!