日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

今日の日記

5時起床。斎戒沐浴…してる場合じゃないな、今日の立看板とか値札とか、作ってないから早く作らないと…。ほいな、とりあえず出来た。あとは行きがけにコピーをして、と。さあ、出掛けよう。コミケ3日目。今日が本番。
国際展示場の駅に着いたのが8時20分ごろ。自分のブースにたどり着いたのが8時半。こんにちはこんにちは。夏コミ以来で。今年の評論の配置は西なので、売り子をする分には落ちついて過ごせそう。立看板作成の続きを番長にやってもらったり、ごそごそと支度するうちに、もうすぐ9時。おお、綾波書店先生のお使いのために、東に行かなくては。それにしても、綾波書店先生のお使いは、会を追うごとにハイレベルになっていくよ…。今回は、壁24サークルを含む60サークルって。
なんだかよくわからない高揚感に包まれた会場を東に向かい、東の4ホールに着いたのがちょうど9時頃。なんと、すでにこの時点で東4のシャッター前はぎゅう詰めの満員。脇のほうのサブの列に並ぶ。えらいこっちゃ、どうなりますか。周囲を観察しているだけで時間はいくらでも過ぎていき、9時半に通路とのシャッター閉鎖、そして、スタッフによる前口上に続いて、外に出るためのシャッター開放。よく訓練されたオタク(自分もな!)がぞろぞろと列をなして、それぞれの戦場に散っていった。また会う日まで。で、わたしは、相変わらず七十年式悠久機関からまいります…。
だんだん混み合ってくる会場を、地図を頼りに、次のサークル、次のサークル、くるくるくる。買って買って買いまくる。ああ、このお祭りと僕は一体になっているのだ、と恍惚の極地に。人に揉まれて、人に揉まれて。それにしたって、やっぱり3日目は人が多いな…。
一通り済ませて、今度は東の1〜3へ。一箇所、50分近く時間をとられたりしながら、なんとか廻り、1時過ぎには西の自分のスペースに戻る。
ややあって、Claudiaさんがいらっしゃる!びっくり!大丈夫ですか、こんなところに足を運んで…。体は無事ですかああ。心は無事ですかああ。とにかく、さすがに東へは行かないでください、と、強く申し述べること数度。差し入れまでいただいてしまって、ありがとうございました。無事に帰れましたか?
その後、K君が来たので、一緒に近所の池猫屋騒動(d:id:eriko_takase)に挨拶に伺ったり、近藤さん(d:id:d-sakamata)のところに買いに行ったり。本のほうは、今回は綾波先生、再版も含めて沢山刷ったそうなのだけれど、それにしてもよく売れた。お買い上げいただいた皆さん、本当にありがとうございます。次回以降の反省点も出たし、次回も…。
3時半には撤収し、宅配便を出して、タクシーに乗って東京駅へ。レインボーブリッジから見える東京も街は清清しかった。東京駅で別れて、私は有楽町の、相変わらず愛想の無い中華料理屋『中園亭』で遅い昼飯。ドーナツの行列1時間30分を横目に、銀座をぶらり、そして築地。ほとんどの店がすでに仕舞っており、ひっそりと閉じたシャッター、静かに打ち上げに興じる店先、いくつかの店にはぽつぽつと買い物客が立ち、まだまだ営業する寿司屋が繁盛しているそんな大晦日の築地。また電車を乗り継いで、今度は表参道へ。表参道ヒルズや、MVRDVの新しいビルなどを巡り、MOMA SHOPを眺めて、そしてキディランドでみっひーたんに癒されて、歩いて渋谷へ。外国人が多いなあ。旅行客か。実家に戻り、静かに年の瀬。