日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

タバコを吸う理由、酒を飲む理由

自分はタバコを吸いません。1本も吸ったことが無い。だから、タバコを、特に紙タバコを吸うのが何故なのかよく分からなかった。タバコを吸わないと中毒症状で不快になったり、著しく生産性が落ちるから吸うのかしらん?だったらみんなで治療すればいいのに…とか。
しかしながら、自分が好んで飲む酒と引き比べてみれば、みんなが同じ理由で吸うはずはないよね。例えば酒を飲むのでも
1.純粋に酒の味が好きで飲む
2.いろいろな酒を飲み比べて探求していくのが趣味だから飲む
3.酒を飲んで酔った状態になるのが好きだから飲む
4.酒を飲む席、あるいは酒を飲むことを通じたコミュニケーションが好き(あるいは、有用)だから飲む
5.酒を飲むとストレスを発散することができて、全体として生産性(生産性と言う言い方が生臭ければ、なんというか、人生として、QOLのようなもの)が上がるから飲む
6.酒を飲まないと中毒症状が出て、非常に不快だから飲む
他にもいろいろ理由があって、このどれか、若しくは、多くの場合、複合的な要因で飲む。自分の場合は、1.の要素が大きくて、そこに2.5.の要素が加わる感じ。4.も無くは無い。
だから、当然タバコを吸うのでも、いろんな複合要因があるんでしょうね。純粋にタバコの味が美味いから、って人もいるだろうし、喫煙室のコミュニケーションを求めて、って人もいるだろうし、当然、中毒気味でニコチンを摂取しないと著しく生産性が下がるから…という人もいるんだろう。そして、理由は複合的なのだろう。
一方で。喫煙に対して、自分が“みんな治療すりゃいいんじゃないの”的に考えていたことを、酒を飲む自分に対する視点に置き換えると、別の位相でいろんなことが考えられる。つまり、“酒を飲むのは誰にとっても有害なんだから、止める方法を考えたほうが良い”という視点。酒が美味いと感じることなんて、一種の中毒症状による錯誤かもしれない。酒なんか飲まなくたってコミュニケーションできるだろ。中毒だったらさっさと治療しろ。的な視点。
なんだろ、よくわかんなくなってきたから、今日はこれまで。