日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

横浜吉田町『まる良』

夕飯に行った店がすごく良かったので、紹介しておく。これはCyberBuzzとは関係ありません(笑)。
ヨコハマ経済新聞という、ヨコハマ周辺のトレンド情報を紹介していて、重宝しているサイトがあるんだけれど、そこに紹介されている『まる良』という店が良さそうだったので行ってみた。
http://www.hamakei.com/column/159/
この中で最初に紹介されている、馬車道にある『80*80』のほうは、前を通りかかったときに入って気に入って、その後、何回か訪れていたのだった
http://d.hatena.ne.jp/zaikabou/20070506/1178453826
さて、本日の『まる良』。お店は大岡川沿い、桜木町馬車道と関内から等距離ぐらいなところの、雑居ビルの一階にある。
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お店の作りは割合チープで、しかも8時半ごろに行ったら他にお客も誰もおらず、一瞬躊躇したけれど、とりあえず中へ。後から聞いたら、早い時間に沢山お客さんが来ていたらしい。このお店の売りは、西谷の契約農家から毎日午後に収穫してくる路地物の野菜と、新鮮な鶏肉。瓶のエビス・ザ・ホップを飲みながら、突き出しの、農家の自家製だというきゃらぶき(ほんのり苦味があって美味かった)をつまむ。で、まずは生野菜の盛り合わせ。

実はこれは、あんまり美味くておかわりした二皿目で、一皿目はもう少しいろんな種類の野菜が入っていて、三つ葉、カブ2種類、小さいうちに収穫したにんじん、白菜、うどがあった。すべて生野菜。茎や葉っぱに至るまで、塩と味噌をつけて食べるんだけれど、いや、これが、びっくりするほど美味い…。瑞々しくて甘くて、苦味があって、コクがあって、ああ、幸せ…。特に三つ葉、路地物で、普通に見る三つ葉よりもはるかに太いんだけれど、これが本当に美味いんです…。
なにしろその日に一箇所の農家から栽培した野菜しかないので、遅い時間だといろんなものが無くなったりしている。そして、季節によって…というか、一週間ずれただけで品揃えはまったく変わるらしい。季節の終わりごろのトマトとか、生で食べられる茄子とか絶品ですよ、とのこと。ああ、野菜、素敵…。このほか、西谷ネギを炙ったのに味噌をつけてたべた。これも美味い。
鶏肉もあって、レバー、ナンコツ、砂肝、ハツを食べたんだけれど、すごく“フレッシュ”という形容がぴったりくる鶏肉で、これも美味かった。野菜、鶏肉共に、御代もリーズナブル。お酒は瓶ビールで、サッポロ黒ラベルとエビスと、エビス・ザ・ホップ。焼酎は3種類、日本酒は2種類だけだったので、あんまり、お酒を楽しみに行く店ではない感じだし、メニューも少ない。
季節季節のうまい野菜、それから鶏肉を食べに行くお店。季節毎にちょくちょく通いたいなあ、と思った。お店にいる間、結構頻繁に電話がかかっていたけれど、もう今日は野菜がありません…と断っていた。野菜を確認してから来る常連さんが結構多いのかな。お店の情報は、下記で。日曜日はお休み。
http://www.asku.com/RV/010R/?_item_id=320033459&area_id=49