日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

企業メセナのこんにち

7時半に出張先を出て、心斎橋のKPOキリンプラザ大阪アトリエ・ワン「街の使い方」展へ。アトリエ・ワンは建築家集団で、各種建築作品のほかに、メイド・イン・トーキョーペット・アーキテクチャー・ガイドブック (ワールド・ムック―Living spheres (327))東京の意味過剰な建築物を扱った書籍が面白い。
今回の展示はこれらの書籍でも扱ってるもののパネル展示とビデオ上映がメインで、建築作品の再現とか建築物の模型もあるんだけど、どうなんでしょう、これで入場料700円は。特に予備知識が無い人がふらっと立ち寄って見るには「メイド・イン・トーキョー」なんて非常に興味を引くと思うんだけど、700円払ってふらっと入るとは思えず。アトリエ・ワンを良く知っている人が今回の内容で満足するのか?という疑問あり。ぶっちゃけ、客入らなくても良いと思ってないか?キリンの企業メセナの一環として、その態度はどうなのよ?
とはいえ、私としてはビデオで上映してた、大地の芸術祭2003に出展した10mの屋台の様子が興味深かった。屋台って、地回りやくざ的なものと切り離して存在できれば、いろいろ可能性があると思うんだけど…
その後、同じ建物の1Fで、限定のピルスとスタウトのビールにおつまみ。1000円で飲めるなかなかのお徳感。戎橋のたもとにこんな場所があるとは思わんかった。
宿泊はヴィラフォンテーヌ心斎橋、朝食つき6500円。同名の六本木や汐留は割合おされな感じなのだが、ここは飾り気の無いビジネスホテルであった。