日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

昨日読んだ本

書き忘れたけど、昨日、小林信彦の「日本の喜劇人」読んだ。いや、人間、どこから生きる気力が湧いてくるかわからんもんだ。これを読んで、物凄く生きるキリョクが湧いてきたのだがなぜだろう。自分が出会わなければいけない瞬間が沢山待ち構えていて、それに出会わないで死ねるものか、という思いだろうか。とにかくいろんなものを見ないで、くたばってたまるものか。

日本の喜劇人 (新潮文庫)

日本の喜劇人 (新潮文庫)

また、それと同時に、歴史を見る視点、というのに触れたとき、ナンシー関の徹底して現在に拘る視点の困難さや孤高さに改め思いを致し、ナンシー関は不世出な人だったのだなあ、と嘆息しきりだ。常人に出来ることではない。