日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

バーゲンなんていっちゃたよ

さて、棒茄子も手に入ったので、「いつ会っても同じものを着ている」と言われる状況を少しでも改善するべく、伊勢丹へ。酒売り場に一瞥くれた後、メンズ館に行く。昨日から夏物のバーゲンが始まっているので、芋を洗うような有様だ。
メンズ館は普段の日に来ると「なんだこれ、買えねえよこんなもん」なのだが、バーゲンで来ると「うぉ、高い…しかし、欲しい…」になっていて、非常に危険な香がする。それでも、芸術品のような20万円もする靴とか、いったい誰が履くんでしょうね。
そんなわけで、せっかくの機会なので気合を入れて、地下一階から六階まで、隈なく廻ってみた。普段の日はおっかなくて立ち入ることが出来ないブランドとかも、人が沢山居るので気兼ねなく踏み入って、遠慮なく物色してみた。結論としては、二階のブランドは一生縁が無いと思う。ちょっと値段、センス含めてお付き合いできそうにない。よっぽど金持ってるか、あるいは服に対して「清水の舞台から飛び降りるつもりでDVD-BOX購入!」みたいな感覚を持てる人じゃないと駄目なんだろう。
六階のカジュアルウェアは面白く見れた。ズボンを2本*1購入。シャツとか、多分値段の分、縫製の良し悪しとかいろんなことがあるんだろうが、そういうことはあまり解らないので、色使いとか風合いとか着心地が良さそうとか色々見てみた。んで、シャツ一枚と夏物のジャケットを一枚買った。どっちも「DANIEL CREMIEUX」ちゅうやつ。色が良い。色々試着して鏡を覗き込むと、ああ、もう少しやせたほうがいいなあ、とか、体格のバランス悪いなあ、とか思うわけで、なるほどこうやって色んなところにお金を投資するのが恋愛資本主義的には景気の好循環、言い方を変えれば取り込まれるということか、などと思った土曜日の午後。ついでにスニーカーを一足購入した。
伊勢丹は早々に切り上げて美術館でも行くはずだったのが3時間半ぐらい長居してしまって、まあそれでも今までに無い体験が出来たのでそれなりに面白く、あと、伊勢丹に買い物に来てる人がそれなりにオサレな人が多いので観察して勉強になった。とりあえず帰宅方向で進行。高野でケーキを眺めて(眺めただけ)、新宿から渋谷、東横線。思い立って自由が丘で下りて、こんどは「NEXT」という店へ。こっちもバーゲンしていて、良心的なお値段のカジュアル。シャツとか色々購入。スーツが安くなっていて、どうせ私なんかスーツは着潰すようなものなので一着買おうか知らんと思ったが、なんだか非常に疲れたので今日はパス。
そのまま帰宅したら綱島は駅前に縁日が沢山出ていて、さらに疲れが増幅された。慣れんことをすると大層疲れる。

*1:ズボンという表現があんまり正しくないという意識はあるのだが、じゃあなんと呼べばいいんだろう