日毎に敵と懶惰に戦う

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靖国神社に行ってみた

8時起床。靖国神社に行ってみることにする。私の思想信条、若しくは心情については後で書く。
11時半頃に九段下の駅につくと、半蔵門線のホームからすでに、主に老人で溢れかえっていた。しかし、老人だけでなく若い人も多い。靖国神社へと通じる階段のあたりでは、見たことも無いほどの数の機動隊。こんなに動員する必要があるのか、というほどの数。
階段を上ると、ここにも機動隊が沢山。多くの人たちがぞろぞろと神社に向かって進む中、日本会議が主催している「終戦60年国民の集い」のチラシを配っている人は散見されるが、反対勢力の人がぜんぜんいない。前にも8月15日には2度ほど来た事があるのだが、その時は右と左の小競り合い、シュプレヒコール合戦があちこちで繰り広げられて機動隊が間に割って入り…という展開があった。しかし、今年は街宣車は神社を遠巻きにして停まり、揃いの服で日の丸やノボリを手に参拝する右翼(というか政治結社。彼らの弁を借りれば、憂国団体と言うべきか)は沢山いるのに、労働運動とか歴史教科書の偏向に反対する人たち…というか、要するにレフトサイドの人間が全然いない。初めからいなかったのか、数に負けて引き上げてしまったのか。