木曜日、都内にお出かけ。東京都現代美術館で、ダムタイプ展などを見る
空間を体験する、というのがすべてな感じがある。映像コーナーの視聴環境の悪さは、敢えて見えずらいようにしていたのだろうか。
ごはんを食べて常設展も見てから、近くのバス停から都バスに乗る。葛西駅から徒歩15分、一之江駅から徒歩20分くらいの場所にある、なかなか不便なギャラリーである、EFAG EastFactoryArtGallery『百瀬文 I.C.A.N.S.E.E.Y.O.U』へ
3つの映像、見るうちに居心地が悪くなり、これまでなかったような思念が駆け巡り、身体と思考と感情が乖離していくかの感覚に襲われる。様々な形態をとりつつ、なぜ百瀬文は、常にこのような感覚を呼び覚ます映像を作れるのだろう。
ろう者と恋人との手話での(ディス)コミュニケーションを映し出す「Social Dance」は、寄り添おうとして口を塞ぐことになる、いや言葉を遮ろうと寄り添う動作が繰り返し現れ、息苦しくなるような感覚がある。画面の中にある重層的な意味が見るうちにさらに幾重にも層をなして取り込まれるような…
急いで銀座に向かう。無印良品にて『くらしにアートの窓をひらこう―「窓展:窓をめぐるアートと建築の旅」から』蔵屋美香さんのお話。絵画における窓の意味、20世期絵画のひねくれものの系譜がとてもわかりやすく、今後の絵画鑑賞の補助線にもなる。質問もお答えいただきありがとうございました。
地下の食堂で夕飯を済ませ、帰宅する