日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

いつものようにいつものところへ

もともと、男性向けの創作にはこれといって興味は無く、専門ジャンルは評論、あとは鉄道とか非電源ゲームとかメカミリタリとか芸能とかを覘く程度である。だから本を買う目的ではそんなに早く来る必要は無いのだが、年2回のお祭り気分を味わうにはやっぱり行列しないといけない。だので、早く入場したついでに、友人からの依頼で男性向け創作の行列にちょこっと並ぶ。朝、入場の行列していたときは、本物の剛の者というか、百戦錬磨の戦士というか、一騎当千の古強者というか、そういう人がいなかったのでコミケの客層も変わったなあ、と思っていたのだが、どうしてどうして、すごい人たちが一杯いる。そういう人たちはもっと早く来てるのだな。
その後、西原理恵子の鳥頭の城出張所や、本家立川流唐沢俊一唐沢なをきオタキング、あとは評論系をぶらぶらと。毎回買っている東京大学漫画調査班TMRは、今回も内容充実で実に読ませる。以前には、漫画雑誌ミシュランという特集をやったり、気合が入っているのでうれしい。
待ち合わせて、さっき一緒にならんだ友人と、もう一人、別の友人と飯。「へ01」で待ち合わせということで、西の、ひらがなの「へ01」に行くが、一向にこないのでおかしいと連絡を取ったら、なんと東の、カタカナの「ヘ01」と判明してあわてて取って返す。西と東の行き来も、下手すると30分以上かかったころもあったが、今回は実にスムーズに流れている。やっぱり科学の進歩は…。
ラーメンとカレーを食いながら、あいも変わらずくだらない話をし、唐沢俊一の同人誌にあったトリビア「コーラを飲んでゲップをしないと死ぬ」を試して、死にはしないが非常に体に悪いことをしているという気分になり、「出口を失った二酸化炭素はどこへいくんだ」「すぐには死なないで7年殺しか?」「何時間かあとに死ぬとか」「すると今日、何十人もの人間が帰宅後変死して、共通点は唐沢俊一の同人誌を持っているというミステリーが…」「唐沢俊一の陰謀か」「ファンを殺してどうするんだ」などと、さらにくだらない話をし、大いに満足して、そのもう一人の友人とは別れる。