8時に起きて、風呂入ったり朝飯食ったりしているうちに11時。「隈研吾氏と巡るMAMC建築ツアー」のために六本木ヒルズへ。森美術館の副館長の南條史生さんに引率されて、まずはマイクロバスで、青山の隈研吾さんの事務書に行く。
エレベータで四階に上がると、屋上に、ロフトのようなガラス張りの打ち合わせルームが。隈さんが登場して、中に入れてもらう。柱をなくすために、筋交い状に鉄骨を組んだり、天井まで達している本棚も、構造体の一部になっているそうで。鉄骨も防火塗料を塗ることで、従来よりも細くできてるんですよ、など。
それから、オフィスで建築模型を見せてもらったり。「中国はプロジェクトが沢山あるが、実現するものなのか、見極めが難しい」という話が印象的。中国らしい話ではある。米倉誠一郎の別荘の建築模型が素敵だった。建築家の人は、とにかく模型はきちんと作るものなのだな。あと、新しいサントリー美術館の模型もあった。国宝や重文はビルの上のほうに置いてはいけなくて、今のサントリー美術館もずっと警告を受けつづけているそうで。だから、森美術館には国宝や重文はもってこれないらしい。なるほど。
