ついでに、森美術館へも再訪。日本美術が笑う。白隠はいいなあ。それにしても、日本の絵画は、漫画的な構図に実に似合ったものなのだな。まずなにしろ、遠近感を無視して描かれる人物の大小の不自然さが、まったく不自然でなくスッと理解できる。こういう、人物の大小の画分けで重要性の大小を表現する技法の到達点が原哲夫である(違います)(違わないかも)
この展覧会については、先日行われたトークショーが非常に面白そうだった。
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=906
もう一個の笑い展のほうは、ほんとにもう、その下らなさは説明する気が失せるので、とにかく見に行ってみてください、としか言いようが無い。最後にタライが落ちてくる展覧会が他にあるだろうか。日本人にとってのデウス・エクス・マキナとはタライのことである。
ほいでもって、売店で、南天棒の雲水托鉢図他1点絵葉書、それから
- 作者: 大宮知信
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2006/10/11
- メディア: 新書
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (23件) を見る
展望台からの眺めは良い天気で
下に下りると、偶然ばったり妹と遭遇。別の待ち人だと言うので、その場で別れて帰宅する。