日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

お昼にギャラリー木曜日の日記

木曜日、ちょいと夜更かししたので少し寝坊してしまい、急いで出社。昨日、webページでたまたま空きを見たら、奇跡的に土曜日が空いていた『光の館』、きちんと予約確認メールが届いていて安心する。お昼休み、弁当を急いで食べて、ちょっと街に出る。ぽかぽかの良い陽気、ぶらぶらと銀座へ。資生堂ギャラリーに行く
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今週からはじまった、三島りつ恵展『あるべきようわ』。階段を下っていくと、白い回廊のような道、下りきって突き当たりに仏塔を思わせるガラスの器。広い白い空間、静謐な、ほんとうに静謐な空間に供えられたガラス達。あるものはなまめかしく、あるものは透きとおり、容も色も変幻自在なガラスの森。奥に進めばガラスから光が発せられている。そしてとにかく、白くて静かで…。
青木淳による白い空間の中に置かれたガラスたちが、ベネチアに拠点を置く作家三島りつ恵の作品。空間の構成と言い、作品群と言い、力の入った展示で、資生堂ギャラリー史上でも屈指なんじゃないでしょうか。香りのお持ち帰りもあり、是非訪れたい展覧会。昼休みにちょっと足を伸ばせば行けるのが嬉しいなあ。心洗われた。
午後もお仕事、7時過ぎに退社し、新橋のQBハウスで散髪。かなり短くしてもらって、わりとよい仕上がり。1000円だけれど。東海道線京浜東北線を乗り継いで、近所のスーパーに寄ったらお肉が安い。喜び勇んで買って帰り、掃除洗濯飯炊きをしつつ風呂に入って、晩飯はお肉を焼いて…。うう、美味い。確かに黒毛和牛美味しい。なんだけれど、どこまでもサシのバランスの良い柔らかいお肉は起伏に掛けるような気がして、がっつり赤身、がっつり脂身、みたいなステーキステーキしたお肉に惹かれることも否めない…。そんなことを悶々と考えながら床に就くのでした