日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

北仲BRICK&北仲WHITE

山下公園をちょっとぶらぶらし、日本新聞博物館がある建物に横浜都市発展記念館なんてあったのか、と発見し、日本大通りオープンカフェが出ているのを眺めつつ、横浜地方裁判所の建物が新しくなっているのに驚き、馬車道方面へ。横浜もたまに来ると面白いね。つうか、綱島に住んでいるのに東京ばっかり行くからなあ。
BankART1929Yokohamaのホールでは何かのイベントをしていたみたい。本売り場だけ覘き、『芸術批評誌【リア】』の9号と10号を購入。今年の初めに出ている号みたいだけど。名古屋の芸術批評誌らしい。9号の特集は万博で、巻頭対談が押井守五十嵐太郎押井守が語る「めざめの方舟」』。
それから、目の前のここへ。
北仲BRICK

北仲WHITE

これがどういうものなのかについては、詳しくはdigmさんの日記を読んでいただきたいのだが
http://d.hatena.ne.jp/digm/20050703#p2
要するに、森ビルが、取り壊す予定のビルを期間限定でアーティストとか建築家に安く貸すよ、という話なのである。
北仲WHITEのほうは自由に出入できる雰囲気だったので、お邪魔させてもらった。古いオフィスビルにほとんど手を入れることなく、そのまま部屋単位で貸している雰囲気。建物はかなり複雑、というか、非対称な面白い構造になっている。





階段には材木が山積みになってたり、それぞれのアトリエの前にはペーパーが置いてあったり。みかんぐみのアトリエには、ほんとにみかんが置いてあった。本物かは知らないけど。空いている部屋も。

フロアマップによれば、横浜国大の建築で使っている「309」のはずなんだけど、なんでこんなにがらーんとしているんだろう。使うときだけ道具を持ち込むのか。

それ以外の部屋は、もう「住み着いている」感が強い。到底、入居してから2ヶ月程度とは思えない落ち着きっぷり。来年の10月でみんないなくなる、というのが想像できないのだが、しかし、2ヶ月でこれだけ落ち着ける、ということは、出て行くときもあっという間にがらんどうになるのだろうか。
利用されているのは手前のこの二つのオフィスの建物だけで、奥にある本当の倉庫は、しっかり囲いに覆われていて、何かに利用するつもりもなさそうだった。何かに利用するつもりなら、こっちのほうが面白そうだけど…。


その後、みなとみらい方面に歩いて、結婚式の二次会かなにかだろうか、船を出して騒いでいる人たちがいたり、

大道芸人がお客さんをわんわん沸かせているのに感心したりしてから、電車で帰宅。