日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

公明党はどうしちゃたのだろう

凄い勢いで小泉政権と一蓮托生。こんなこと言う政党じゃなかったと思うんだがなあ。公約を見てると、前回の国政選挙や都知事選で主張していた内容と結構変わってきている。
(中略)
正直、見ているこっちが心配になってくる。公明党から「小さな政府にしよう!」とか説教垂れられる時代がやって来るとは思わなかった。もう好きにしていただきたい。
http://column.chbox.jp/home/kiri/archives/blog/main/2005/09/01_091916.html

このエントリーは、選挙後とか首班指名後に自分の考えをふりかえるために書く。さて、公明党はどうしちゃったんだろうか。某支持団体との関係からして私が投票するつもりは毛頭ないんだけど、政策だけ見れば『児童手当の拡充』だの『地域振興券』だの『福祉の充実』だの、愚直なまでに庶民の味方で、しかも共産党みたいに『防衛費削減』とか『大企業に課税』とか言わないから、「じゃあ財源はどーするの」と聞きたくなるような内容だったはずなのだが‥。
最近の神崎の街頭演説を(テレビで)聞いていると、小泉自民党と一体である、改革を進める、とにかく郵政改革、ということばかり言っていて、キャスチングボートを握って左右に睨みを利かせるような巧妙さがぜんぜん感じられない。とにかく神埼センセイが「死して護国(党?宗派?)の礎とならん」と言わんばかりの前のめりっぷりで、見てるこっちが心配になってくる。大丈夫か神崎先生。
これはどういうことなのか。自公の勝利によっぽどの自信があるのか。あるいは神崎をとかげの尻尾切り的に利用する手筈が整っていて、浜四津あたりが登板するのか。太田はもう諦めたのか。もしも自公で過半数取れなかった場合、公明党がどういう振る舞いをするのか、実に興味深いところではある。